2024年12月給食
12月の献立より

12/4の献立 麦ごはん・大根の味噌汁・鶏肉とかぼちゃの甘辛揚げ・すのもの・牛乳でした。
鶏肉とかぼちゃの甘辛揚げは、調理員さんおすすめの料理です。鶏肉にガラムマサラで下味をするのがポイントとなります。ガラムマサラが入ることで香りがよい一品になりました。かぼちゃも、12月に入っても山形村産の食材が届いており、この日は野菜、8種類のうち7種類届きました。野菜の価格が高いとニュースになっている中、価格を気にせず子どもたちへしっかりとした量を提供できるのは、大変ありがたいです。

12/17の献立は、スパゲティーきのこスープ・冬至かぼちゃ・みかん・牛乳でした。
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないといわれています。長野県内でもかぼちゃのいとこ煮を食べる地域がありますが、松本平地域ではいとこ煮に、小麦粉の団子を入れて「かぼちゃ団子」と呼び食べ継がれています。「調理員さんは家でも作るよ~」と話していましたが、子どもたちの中には、食べたことがない子もいます。郷土料理を給食で提供し子どもたちが食べ継いでいくことも大切になってきています。今回は、給食で作りやすいように小麦粉団子を白玉団子に変更して提供しました。本物のかぼちゃ団子を家庭で作れるように、作り方動画を紹介しました。冬至に作ってみたいと興味をもった子どももいました。

12/20の献立はおとしとり献立でした。 ゆかりごはん・みぞれ汁・ぶりの照り焼き・ながいものごまあえ・牛乳でした。
長野県には、12/31におとしとりとしてごちそうを食べる風習があります。この日に、年取り魚として、ぶりや鮭を食べます。年取り魚は東日本では鮭が食べられ、西日本では鰤を食べると紹介されていますが、その境界線が長野県にあります。おおまかに、長野市周辺(北信地域)と佐久市周辺(東信地域)では、鮭を食べます。岡谷市周辺から飯田市にかけては、ぶりを食べます。長野県の真ん中あたりに位置する山形村では、家庭によって鮭だったりぶりだったりするようです。今年は、ぶりの照り焼きにしました。子どもたちには「小さい!」と言われてしまいましたが、給食では、この大きさが限界です。お家で大きなぶりを食べてもらえるといいな~と思っています。